仕事の問題と人間関係で悩む女性
毎月定期的に相談にきている女性がいた。仕事上の問題と、職場での人間関係だ。よくある例だが、直属の上司がひどい上司だと訴える。その一方で自分を本当に理解しているのはその上の上司であるという。女性なのだが総合職だ。将来を嘱望されているから、そのプレッシャーもあるのだろう!
自分のこともそうなのだが、相手のことを占い的な手法でいろいろと判断し、それを社内での行動の判断にすることができてとても役立ち喜んでいた。しかし、その一方で次々と難問を持ってくるのである。もちろん本人の持っている基本的な問題点も指摘しているはずなのに、人間というのは都合よくできていて、自分のことはすぐに棚に上げてしまうのだ。
だから、ファミリーツリーで縦糸と時間軸で様々な現状とそういう課題が起こってくっる背景を見るようにすると、自分のおかれている位置がわかるようになるのだが、その時はわかってもそれが自分の生活と社内での行動に結びつかないのだ。解決法を提示しても、それは一時的なものだから、基本的に自分は変わっていない。
外面的な原因はわかっても、その問題を解決する方法論はあっても、それはちょうど根っこを残して葉を切り落とすようなものなのだ。だから、時間がたつと次から次へと課題が起こってくる。自分自身の心の解放が成されていないのだ。それは自分でも気がついている。しかし、そこに自分をどう投入して良いのかがわからないで行動に移せないでいるのだ。
カウンセリングだけでいるとこういう繰り返しが果てしなく続いてしまう。そのうちにだんだん依存症的になって、何か相談しなければ前へ進めないというようになってしまう可能性がある。
コーチングは、相手の気づきを促して、自発的な行動をサポートするから自分自身が一歩一歩進んで解決していることを実感できるのだ。コーチとクライアントはいつでも二人三脚になっているから、クライアントは決して孤独になることはない。それでいて、依存するということもない。
それでいてコーチングは、どんな人でもその技術をマスターできるというところに魅力がある。 |